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「Plasma(血漿)」「Rich(豊富)」「Growth(成長・増殖)」「Factors(複数の因子)」の略称で、血液中の成長因子を取り出し、骨や軟組織を再生させる治療法です。自分自身の血液の中から成長因子を取り出すため、安全性が高く、短期間での治癒が見込めます。歯の治療においては、インプラント周辺組織、抜歯部位、歯周病による歯周組織の欠損などの場面で使用されたり、インプラント治療時に顎の骨が足りない場合の骨の生成や、抜歯後の治癒を促すために用いられています。
PRGFを採集するためには、血液からPRGFと自家組織フィブリンを取得するための「PRGF SYSTEM」というシステムを使用します。患者の血液を20~40㏄ほど、血液検査の際に採血するのと同程度の量の血液を採ります。血管が細い場合には、何度か採血されることもあります。
採取した血液を、PRGF用の条件に設定した遠心分離器に入れて、8分ほど遠心分離させます。すると、血液は、赤血球、白血球、血漿に分かれ、血漿はさらに、血小板数や成長因子の濃度によって3層に分かれます。このうち、白血球層のすぐ上の部分に血小板成長因子が多く含まれていて、ここがPRGFになります。
この状態ではまだ血小板は活性化されず、成長因子は放出されないので、成長因子を分泌させるために、アクチベーターという装置を使って血小板を活性化させます。活性化したPRGFを恒温槽に置いて、固まるまで待ちます。固まったPRGFを形成して施術部位に使用します。
PRGFは、患者自身から取り出した血液を使用するため、拒否反応などもなく、安全性が高い治療法だと考えられます。切開などの手術を必要とせず、注入するだけでいいので、患者の身体的・精神的な負担も軽減されます。また、自己組織の欠損を再生させて補うことができるので、損傷した組織を復活させたり、手術の成功率を上げたり、治癒を早めたりすることも可能です。
再生療法は、まだ保険適用外のため、コストがかかるというデメリットがあります。また、失った骨の量や質によっては、治療期間が長くかかることがあり、半年以上の時間を必要とするケースもあります。症状が大きくなるほど、コストもかかり、リスクも高くなってしまいます。
インプラント治療では、顎の骨が十分にないと人工歯根を埋め込むことができなかったのですが、PRGF再生療法によって顎の骨を再生させることで、インプラント治療を受けることができるようになります。また、新たな骨の再生によってインプラントと骨の結合期間を短くでき、治療期間の短縮にもつながります。
歯茎を切らない治療 フラップレス |
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骨を削らない治療 OAM先進インプラント |
〇 |
治療期間の短い治療 抜歯即時インプラント |
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埋入本数が少ない治療 オールオン4 |
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電話番号:024-955-6869
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埋入本数が少ない治療 オールオン4 |
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電話番号:024-924-0888
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骨を削らない治療 OAM先進インプラント |
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治療期間の短い治療 抜歯即時インプラント |
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埋入本数が少ない治療 オールオン4 |
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電話番号:024-947-0541
(※)2025/03/28時点、「郡山 インプラント」と検索して表示された全68院のうち、フラップレスインプラント・OAM先進インプラント・
抜歯即時インプラント・オールオン4のいずれかに対応し、Google口コミ評価が高かった3院を選出。
・郡山ファースト歯科矯歯科…3.7(17)
・宝沢伊藤歯科医院…4.3(63)
・きたみ歯科医院…4.8(19)
(※1)参照元:インプラント治療なび https://www.dentist-implant.com/all/fukushima/koriyama.html